2021年11月にオープンした美術館の紹介です。
実際に行ってみたので、どんな美術館かご紹介します。
丸紅ギャラリー
住所:東京都千代田区大手町一丁目4番2号 丸紅ビル3階
東京メトロ東西線「竹橋駅」3a 出口より徒歩 1分
TEL:03-3282-2111
開館時間:10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
入館料:500円(支払いは交通系ICカード等電子マネーまたはクレジットカード)
休館日:日曜日、祝日、年末年始、展示替期間
どんなギャラリー?
丸紅ビルは今年建て替えされた新しいビルで、このビルの3階に11月に丸紅ギャラリーが開館しました。
皇居がよく見えるとても新しいきれいなビルです。
ビルの中に入るのに少し勇気がいりますが、思い切って入ってみましょう。
入ったエントランスに、3階に直接行けるエレベーターがあるので、そのまま上に上がれます。
展示されるのは、丸紅㈱が所有している染織品の他、西欧絵画や日本の洋画などを中核とする丸紅コレクションです。こういう古くからある企業は、絵画なども所有しているのですね。
年に3回程度、企画展をやるそうです。
施設内
★ トイレ:有
★ 無料ロッカー:有
★ 休憩スペース:ベンチがありますが、大きなスペースではないです
★ 物販:はがき、チケットフォルダーなど
注意:チケットは現金では購入できません。クレジットカードやSuicaなどでの支払いです。
物販もそれにならって現金は使用できないと思われます。
平日でしたが、来場者はちらほらといました。どちらかといえば、芸術に詳しそうな女性が多い印象です。
鑑賞しながらの会話も、あちこちの美術館を訪れている印象をもちました。
私は絵画はあまりわからないので、ただ見て回るだけで、蘊蓄は語れません、、、。
近くでお勧めのランチは、お隣のKKRホテル東京1階、ラウンジロイヤル のカレーです。
展示品
ギャラリーの扉を通ると、広い廊下があり、そこで会社の歴史を紹介する年表があります。
年表もじっくりみると興味深いです。
丸紅は当初繊維を中心とした卸販売業者でしたので、繊維や着物のコレクションが多そうです。
企業の所有するコレクションという感じで、派手さはないのですが、その企業の歴史や成り立ちなどはさすがと思わせます。
このような企業を知ってもらえる機会をもつのは、会社としてはとても有効に思えます。
親近感がわきますし、実際に日本史に深くかかわってきたことがよくわかります。
企画展示品の部屋は二部屋ほどで、ゆったり見て回れます。
部屋の中にベンチなどはないので、長居はできませんが、量もそれほど大量にあるわけではないので、1時間もあれば全て見て回れるのではないでしょうか。
今回は油絵が多かったです。素敵な額に入れられて、ゆったりとしたスペースに飾られていました。
有名なところでは、ルノワールが1点、これが目を引きました。
見終わったあとに、印象に残った絵画にシールをはるボードがおいてあり、人気な作品がすぐわかります。これを見てから中に入ってチェックしてみるのもいいかもしれません。
まとめ
料金の500円は、社会福祉法人丸紅基金に寄付されるとのことです。
この同じ並びの皇居際に、東京国立近代美術館、国立公文書館がありまして、あわせてみてみるのもお勧めです。
新しい小さなギャラリー、秋の一日に行ってみてください。
【追記】2022年6月に同じフロアにイタリアンレストランがオープンしました。
ヴェルテラッツァ です。
ギャラリーと同じフロアにありますので、立ち寄ってみるのもお勧めです。
ランチメニューはコスパよし、です。
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